アイアン・フライパン・チャーハン
こんにちは、久しぶりに記事を書きますつっきーと申します。
このブログは主にハースストーンの事を書くブログですが今回は趣旨を変えて料理に関する内容になります。
有名プレイヤーのTredaredさんもペペロンチーノの記事を書いていたしそういう流れが来ていると感じた次第です。
記事の本題ですが今回はチャーハンに関する記事を書いていきます。
そうです、殆どの人が一度は作ったことがあるであろうあの焼き飯です。
この記事では以下の目次に沿ってつっきー流の美味しいチャーハンの作り方をご紹介できればと思います。
- チャーハンを作ろうと思った理由
- 美味しいチャーハンを作るのに必要な要素
- 調理実践
- おわりに
それでは皆さんご唱和ください
1.チャーハンを作ろうと思った理由
今回チャーハンを作ろうと思い立ったのは新しいマウスを買いに某家電量販に買い物に行った際に立ち寄った料理コーナーで彼女と出会ったことがきっかけです。
彼女の名前は極JAPANブランドの鉄製フライパン「RIVER LIGIT」26cm
※木製の取っ手がとってもセクシー
これまでテフロンのフライパンしか使ってこなかった自分にとって未知の領域でした。
自炊はする方ですが実家の味には勝てず、実家では鉄製の鍋などを使っていたのもあったので鉄製調理器具を使えば味のレベルが一段階上がるのでは?と思い購入してみました。
バフされたカードをとりあえずラダーに持っていく様に、妖刀を手にした侍はとりあえず辻斬りをする様に、期待を込めて買ったフライパンでチャーハンを作るのは至極真っ当な流れと言えるでしょう。
2.美味しいチャーハンを作るのに必要な要素
ここからは実際に彼女を使用してチャーハンを作ります。
チャーハンを作るにあたっての材料ですが世の中には様々なチャーハンがあると思いますが概ね下記のようになるとは思います。
- 米
- 油
- 卵
- 調味料
- ネギ
- その他
チャーハンと呼ぶ料理としては最低限は上記4種類、アレンジや好みなどでその他食材を足していくのが一般的かと思います。
「ネギ」に関しては賛否がありそうですがネギの無いチャーハンはパッチーズのいない海賊ウォリアーです。異論は認めません。
今回作るチャーハンは「その他」として焼豚を使用した王道のチャーハンと作りたいと思います。
バトルグラウンドチャーハンでもなく、マーセナリーズチャーハンでもなく「王道」のチャーハンです。
詳細な材料は調理実践の中都度説明した上で最後にまとめて紹介します。
3.調理実践
チャーハンは具材を炒め始めてからは速さが命となりますので炒め始めるまでに材料の準備をしておく必要があります。
また料理と言うものはハースストーンと同じでデッキの構築から逆算してテンポよく毎ターンプレイを進めることが重要になります。
今回の実践は画像を踏まえてテンポよくチャーハンを作っていこうと思います。
①ご飯を炊こう
まずは一番時間のかかるご飯から炊いていきましょう。
ご飯は普通に炊くだけですがこの際に油を混ぜて炊くなどの手法があります、油を混ぜることでご飯がコーティングされてパラパラになるメリットがあります(コンビニのおにぎりとかもコーティングされてます)
今回は彼女の力を試す為余計な小細工はせず普通に炊いていこうと思います。
今回は160g(1合より少し多め)の白米を通常の80%ぐらいの水の量で炊いていきます。自分が固めのご飯が好きなのと固めのご飯の方が炒めやすいです。
使用する炊飯器は激動の昭和を生き抜いた父親から託されたオーパーツ、「炊くスイッチのみ1合炊き炊飯器」
シンプルな機械ほど壊れにくいの法則に則りまだまだ現役です。
それではご飯を炊いている間に残りの食材の準備に入ります。
②食材を準備しよう
各種食材を炒める直前の状態まで準備します。
まずは油ですがお好きなものを使用してください。
個人的にはサラダ油やごま油より、ラードや牛脂など動物性の油の方が味に深みとパンチが出るので好きなのでそれらを使用することが多いです。
と言う訳で動物性の油を使って行きます。
諸事情により我が家には腐るほど鳥皮があるので今回はこの鳥皮から油を抽出して鶏油(チーユ)を作っていきたいと思います。
ラードや牛脂を用意し忘れたのもありますが鶏油はそれらと比べて味がシンプルで癖が少ないという利点もあるのでチャーハンにもよく合います。
フライパンにこれでもかと鳥皮を展開して1時間ほど煮詰めて油が出てきた油をキッチンペーパーにくぐらせて抽出すると
鶏油の完成です。
油の準備も出来たので残りの食材の準備をします。
ネギは長ネギ1本丸々使います。青い部分は大きめに切って、白い部分はみじん切りor
小口切りor蛇腹切りにしてきます。個人的には蛇腹切りが一番手間がかからず食感もよいのでおススメです。
焼豚も食べやすい大きさへカットしてきます。
今回はスーパーで購入してきた焼豚を使いました。
スーパーで販売している焼豚は手軽ですが水っぽく焼豚と言うよりかは味付きのハムと言った感じのものが多いので煮豚や焼豚を自作する事が多いです。
今回も自作する予定でしたが鶏油を作るのに1時間ほどかかってしまい面倒くさくなってしまったので急遽買ってきました。
手間をかけるところはかける、手間をかけない所はラクしまくる。
これは料理を楽しむ為の鉄則です。
調味料はよくあるチャーハンの素を利用します。
香味シャンタンや味覇の様な中華スープ調味料を中心に色々とアレンジしますが自分は面倒なのでチャーハンの素+αで作っています。
今回は醤油と隠し味にオイスターソースを使っていきます。
最後に卵(写真忘れ)もこの時に混ぜて溶き卵にしておきます。混ぜっていれば良いの泡立てるほどいっぱい混ぜる必要はないです。
③調理開始
材料の準備が出来たのでここから本格的な調理開始です。
まずはフライパンに鶏油をお玉1杯分入れます。油の量多くない?と思いますががらくたストリートという漫画でも「マジで?という量を入れる」との記載があるので問題ないです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00JE14OQ2?tag=manba01-22
※なお私は過去に油は多ければ多いほど良いと勘違いして米が沈む油の量でチャーハンを作り歌舞伎揚げみたいなものが出来たことがあります。用法用量は守りましょう。
油を入れたらにんにく、しょうがを入れます。刻みでもおろしでもどちらもで構いません。しょうがの量は1~2欠片ですが自分はニンニクに頭をやられているのでニンニクは5欠片程刻んで入れています。
そしてネギの青い部分を入れてネギの色が変わるまでそのまま中火で熱します。
画像の様に傾けると最低限の油の量で食材が沈むので効率的です。
ここではニオイの強い薬味を油で揚げることによって風味を油に移しています。
この工程によってチャーハン全体に風味が満遍なく混ざり全体の完成度や味のバラツキを抑えることが出来ます。パスタを作る時とかも最初オイルでニンニクを炒める方法がありそれと同じ役割です。
このぐらいの色になったらネギだけ取り出します。
この大きさの青ネギは炒飯全体の触感を損なうと思いますので今回は風味付けのみで使いました。ちなみにネギはスタッフの晩酌のツマミになりました。
油の準備が出来たのでここから材料を炒めていくのですがここからがチャーハンづくりで大事な工程になります。
行うことは各種材料を炒めて混ぜていくだけですが卵をご飯と絡ませていく都合上テンポとスピードが命となりますので炒め始めるまでに下記の準備をしておいてください。
・材料は入れるだけの状態まで準備しておく
・材料を入れる順番や流れをシミュレーションして一度頭の中で再現しておく
ここまで準備出来たらチャーハン炒めるRTAが開始となります。
様子を動画で撮影してみましたのでRTAを見る感覚で参考にしてください。
と言う訳でご飯投入の際にカメラが落ちてしまい大幅なロスが発生したためRTAは失敗となりました。※落ちた時の音がうるさくて申し訳ないです…
ここからはこれまで通り画像と文章で説明を行っていこうと思います。
動画はご飯の投入までですが卵は最初油と多少絡ませて熱を通してからご飯を入れましょう。ご飯をフライパンに投入する前から混ぜてTKGにしてから入れるのもアリです。
ご飯を入れた後は卵と油が全体に均一に混ざるように混ぜていきます。
混ぜるときはご飯を切るようにして混ぜると固まりのご飯が段々とほぐれていきます。
熱をうまく通すコツとして写真の様にお玉の後ろでご飯を推すようにするとフライパンに対するご飯の面積が増えるので熱が通りやすくなります。
ご飯がつぶれてしまうのであくまで軽く押すぐらいの感じで行いましょう。
また混ぜるときに鍋をガシャガシャ動かすことがあると思いますが1点注意が必要です。
中華鍋であれば底が半円になっているので手首の力でガシャガシャ動かして良いのですが、普通はフライパンを使うと思います。
フライパンは底が平たい為動かすときは少し浮かして平行に動かすことでフライパンの底が変に傷つかくなります。
全体的に卵と油が混ざったら具材を投入していきます。
具材も炒める時は長く炒めすぎてもいけないので火が通りにくい具材を適度つまみ食いながら混ぜていくといつまで炒めれば良いかの判断となります。
具材も熱が通ったら調味料(素、しょうゆ、オイスターソース)を入れます。
炒め物をする際に水っぽい調味料を入れる際は具材に直接かけず、フライパンの端っこぐるっと回るように入れましょう。
このように入れることで具材に一部分に味が集中せず全体的に混ざるようになります。
最後お皿に盛りつけて完成です。
今回はオイスターソースやしょうゆを追加しているので少々黒いチャーハンですが入れなければ所謂「黄金色のチャーハン」が出来ますので見た目も含めた好みで調味料は調整しましょう。
光が当たっているところを見てみるとお米も光を反射しておりしっかり油でコーティングされているのがわかります。十分な油の量を使い高火力で短く炒めるのでお米の形をしっかり残したままパラパラとしたチャーハンを作ることが可能になります。
食べてみた感想としてはテフロン加工のフライパンで作ったチャーハンより芯にしっかり熱が通っていることがわかりました。
しっかりパラパラになっているのも相まって一粒一粒からの熱量を感じられるような感覚です。
調べてみると鉄性のフライパンはテフロン製よりも熱が伝わるのが速いため具材に熱がしっかり伝えることが出来るみたいです。
4.おわりに
今回はフライパンのレビューなのかチャーハンの作り方なのかどっちつかずな内容でしたが美味しいチャーハンが食べられたし、鉄フライパンの良さを感じられたので良かったと思います。
熱を通しやすく長く持つ鉄製は逆にお手入れが大変らしいので自炊しない人には向かないと調べたら出てきましたが自分はしばらく愛用していこうと思っています。
最後に実際の材料の記載とPFCを書いておしまいにしようと思います。
・米 160g
・鶏油 お玉1杯(概算4~50㏄)
・生卵 2個
・長ネギ 1本
・焼き豚(伊藤ハム既製品) 60g
・チャーハンの素 1人前(パッケージ表記)
・しょうが 2欠片
・にんにく 5欠片(頭がやられてない人は2欠片)
・しょうゆ 小さじ2杯
・オイスターソース 大さじ1杯
約1400kcal
P:72g F:63g C:153g(概算)
このブログ自体もそうですがまた気が向いたら何か記事を書いてみようと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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